「ロイクラトン」のロイ(またはローイ)とは「流す」という意味です。クラトン(またはグラトン)とは「灯籠」のことであり、「ロイクラトン」は「灯籠を流す」という意味で、灯籠を川に流すというタイ人のお祭りであり、風習です。
灯籠は日本のような紙で作られたようなものではなく、バナナの幹や葉などで作られたものに、ろうそくを立てて流します。
毎年、タイ旧暦の12月の満月の日がロイクラトン祭りの日になり、現在の10月または11月の満月の日がそれにあたります。
ロイクラトン祭りは伝統もあり、あちこちでイベントが開かれたり、花火が打ち上げられたり、民族衣装を着たりするのですが祝日ではありません。平日にあたる年は場所によっては大規模な渋滞を引き起こしますので注意が必要です。