月間検索数とは
月間検索数とはGoogle上で実際に検索された月間の検索数のことです。
Google Keyword PlannerというGoogle社提供のツールを利用して数値を取得することが可能です。
基本的には検索数が多ければ多いほど、上位表示が達成できた際の流入数も多く期待できます。
しかし、それと同時に検索数が多ければ多いほどSEO対策の難易度も高く、SEO対策費用も高価になります。
キーワードのCVR(コンバージョン率)
キーワードの検索数が多く流入が多く期待できたとしても、それがコンバージョンに繋がらなければ意味がありません。
SEO対策の目的が「購買誘導」の場合は、キーワードの検索数だけに関心を持つのではなく、
検索数が少なくとも高いCVRが期待できるキーワードを見つけることが重要です。
キーワードと製品と関連性
キーワードとお客様の製品、またはサービスは関連性が高いほうがCVRは高まります。
例えば、お客様の製品が「中古カメラ」だとすると「カメラ」の検索数の方が多いのは確かですが
「カメラ」で検索している人より「中古カメラ」で検索している人の方がお客様の顧客である可能性は高くなります。
検索ユーザーの使うキーワードを選ぶ
法人向けビジネスのお客様の場合は検索ユーザー自体も専門家であり、専門用語での検索が多い傾向があります。
正しい名称よりも業界用語の方がよく検索されている場合もあります。ただし、一般消費者向けビジネスの場合は、専門用語での検索はされません。
また、正しい名称ではなく略称で検索されることが多い場合もありますので、実際に検索ユーザーが使っているキーワードを選ぶことが重要です。
アクションに近いキーワードを選ぶ
例えば、お客様が『中古カメラの販売』を行うECサイトを運営しているとします。
それに対して「中古カメラ」というキーワードで検索をする検索ユーザーは、行動の具体性がありません。
中古カメラ購入のメリット・デメリットの情報収集中かもしれません。ネット経由での購入可能性は無くはありませんが、高くもありません。
それに較べて「中古カメラ 通販」というキーワードで検索をしているユーザーは、ネット経由でカメラを購入しようとしています。
この場合「中古カメラ 通販」というキーワードを選ぶ方が正しいと言えます。
エリアにあったキーワードを選ぶ
例えば、お客様が『バンコクでカメラの販売店』を経営しているとします。
それに対して「カメラ」というキーワードで上位表示したとしても、多くの検索ユーザーはお客様の潜在顧客ではありません。
それよりも「カメラ バンコク」というバンコク内のカメラ店を探しているユーザーを誘導することで高いCVRが得られます。
ビジネスにあったキーワードを選ぶ
例えばお客様が販売代理店を多数持つメーカーでAAAというブランドを所有しているとします。
その場合「AAA」というキーワードで検索して上位に表示される必要はありません。
ただし、お客様がそのAAAの販売代理店で、しかも代理店同士の競争がある場合は、キーワード「AAA」での上位表示は高い効果を示すことになります。